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脂質異常症とは?

[2026.03.19]

健康診断で「コレステロールが高い」「中性脂肪が高い」と言われたことはありませんか。
このような状態は、脂質異常症(ししついじょうしょう)と呼ばれます。

脂質異常症は自覚症状がほとんどないため見過ごされがちですが、放置すると動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞の原因になる重要な病気です。

今回は、脂質異常症とはどのような病気か、原因・検査・治療についてわかりやすく解説します。

脂質異常症とは

脂質異常症とは、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)のバランスが崩れた状態のことをいいます。

具体的には

  • LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が高い

  • HDLコレステロール(善玉コレステロール)が低い

  • 中性脂肪(トリグリセリド)が高い

といった状態を指します。

脂質異常症の基準(目安)

健康診断では、一般的に以下の値が目安となります。

  • LDLコレステロール:140 mg/dL以上

  • HDLコレステロール:40 mg/dL未満

  • 中性脂肪:150 mg/dL以上

これらの値に異常がある場合、脂質異常症と診断されることがあります。

脂質異常症の原因

脂質異常症の原因は、生活習慣と体質の両方が関係しています。

主な原因として

  • 脂っこい食事

  • 食べすぎ

  • 運動不足

  • 肥満

  • 飲酒

  • 喫煙

  • 遺伝

などが挙げられます。

特に現代では、食生活の変化により脂質異常症の方が増加しています

脂質異常症で怖いのは動脈硬化

脂質異常症で最も問題となるのは、血管の中にコレステロールがたまり、動脈硬化が進行することです。

動脈硬化が進むと

  • 血管が硬くなる

  • 血管が狭くなる

  • 血流が悪くなる

といった変化が起こります。

その結果、

  • 心筋梗塞

  • 狭心症

  • 脳梗塞

などの重大な病気につながる可能性があります。

脂質異常症の症状

脂質異常症は、ほとんど症状がありません

そのため

  • 健康診断で指摘される

  • 血液検査で初めてわかる

ことが多い病気です。

症状がないからといって放置してしまうと、知らないうちに動脈硬化が進んでしまいます。

脂質異常症の検査

脂質異常症は、血液検査で診断されます。

主に調べる項目は

  • LDLコレステロール

  • HDLコレステロール

  • 中性脂肪

です。

健康診断の血液検査でチェックされるため、定期的な健診が重要です。

脂質異常症の治療

脂質異常症の治療は、まず生活習慣の改善が基本となります。

食事療法

  • 脂っこい食事を控える

  • 野菜や魚を積極的にとる

  • 食べすぎを防ぐ

運動療法

ウォーキングなどの有酸素運動を習慣化します。

薬物療法

生活習慣の改善だけでは改善しない場合や、リスクが高い場合には、**コレステロールを下げる薬(スタチンなど)**を使用することがあります。

脂質異常症は早めの対策が大切

脂質異常症は、早期に対策を行うことで動脈硬化を予防できる病気です。

特に

  • 健康診断でコレステロールが高いと言われた

  • 中性脂肪が高い

  • 家族に心筋梗塞や脳梗塞の人がいる

このような方は、早めに医療機関で相談することをおすすめします。

まとめ

脂質異常症は、コレステロールや中性脂肪の異常によって起こる病気です。
自覚症状がないまま進行し、動脈硬化を引き起こすことで、心筋梗塞や脳梗塞の原因になる可能性があります。

しかし、生活習慣の改善や適切な治療によって、リスクを大きく減らすことができます。

健康診断で異常を指摘された方は、放置せずにお気軽にご相談ください。

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