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「この動悸、大丈夫?」 看護師が知っておきたい“危険な動悸”のサイン

[2026.05.22]

「最近、動悸がするんです」

外来でも救急でもよくある訴えです。

しかし動悸には、

  • 心配の少ないもの
  • 早めに評価が必要なもの
  • 緊急対応が必要なもの

が混在しています。

今回は、看護師さん向けに
“危険な動悸を疑うポイント”をわかりやすくまとめます。


そもそも動悸とは?

動悸とは、

  • ドキドキする
  • 脈が速い
  • 脈が飛ぶ
  • 胸がバクバクする

など、“心臓の拍動を自覚する状態”です。

原因はさまざまで、

  • ストレス
  • 貧血
  • 発熱
  • 不整脈
  • 心不全
  • 甲状腺疾患

などでも起こります。


① 「失神・めまい」を伴う

これは重要です。

動悸+

  • 失神
  • ふらつき
  • めまい
  • 意識が遠のく感じ

があれば要注意。

危険な頻脈性不整脈や徐脈が隠れていることがあります。


② 胸痛・息切れを伴う

動悸だけではなく、

  • 胸が苦しい
  • 息苦しい
  • 冷汗がある

場合は注意。

特に、

  • 心房細動
  • 頻拍発作
  • 急性冠症候群
  • 心不全

などでは、
動悸+呼吸苦で来院することがあります。


③ 脈が“かなり速い”

脈拍数も重要です。

特に、

150/分前後以上

で持続する場合は、

  • PSVT
  • 心房粗動
  • 心房細動
  • 心室頻拍

などを考えます。

また、

「突然始まって突然止まる」

場合は発作性頻拍を疑います。


④ 脈が不規則

脈がバラバラの場合は、

心房細動(AF)

が代表的です。

AFは、

  • 脳梗塞
  • 心不全

の原因になるため重要です。

高齢者では、

「なんとなくしんどい」

だけのこともあります。


⑤ “顔色が悪い”“なんとなく危ない”

これもかなり大切です。

  • 顔色不良
  • 冷汗
  • 落ち着かない
  • 会話しづらい
  • 血圧低下

があれば、
重症不整脈の可能性もあります。

“危険そうな雰囲気”

は意外と重要です。


看護師がまず確認したいこと

動悸患者さんでは、

✔ 脈拍数
✔ 規則性
✔ 血圧
✔ SpO₂
✔ 発症時間
✔ 胸痛・失神の有無

をまず確認します。

そして、

“いつもと違う”

を見逃さないことが大切です。


最後に

動悸の多くは命に関わらないものですが、
中には緊急性の高い不整脈もあります。

特に、

  • 失神
  • 胸痛
  • 息切れ
  • 血圧低下
  • 高度頻脈
  • 顔色不良

を伴う場合は注意が必要です。

看護師さんの最初の気づきが、
患者さんを救うことがあります。

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